「自律神経」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?
自律神経失調症という病名や、一度乱れてしまうと元には戻せない、といったことでしょうか。
よく耳にするものの、自律神経が一体どんなものなのかよくわからない方もいらっしゃるかもしれませんね。
一般的に自律神経の乱れを改善するのは難しいと言われていますが、実は「足揉み」で整えていくことができます。
自律神経とは
自律神経とは、その人が意図せずとも、体内の呼吸、心拍、血圧、体温調節、消化、代謝、排泄、生殖などを調整している神経のこと。
身体の様々な部分に作用するので、あらゆる部分に存在しています。
「交感神経」と「副交感神経」という2つの神経をまとめて「自律神経」といいます。
交感神経とは言わば「昼」の緊張モードの神経。
副交感神経は「夜」のリラックスモードの神経。
この2つがシーソーのようにバランスを取ることで成り立っています。
実は、人間の身体は急激な変化があると、バランスを保とうと元に戻す働きがあります。
交感神経・副交感神経も同じ。
緩みっぱなしでも、緊張しっぱなしでも人間の身体は不調を来たしてしまいます。
どちらかに偏るのではなく、それぞれが同じ振り幅で行ったり来たりする感じ。
それが理想のバランスです。
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しかし、気象や過度なストレスや生活習慣などにより、このバランスが崩れることがあります。
それで様々な不調を招いてしまいます。
血流とは
自律神経がどんなものかざっくり分かったものの、血流がどのように関係しているのでしょうか?
人間の身体に存在している血管は、小さな毛細血管も合わせて約10万kmあると言われています。
イメージしやすく言うと、地球2周半ほどのようです。
そして、心臓から出た血が全身を巡り、また心臓に戻ってくるまでの時間は約30秒と言われています。
約10万kmを約30秒、すごい速さですよね。
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「中国足心道療術」は血流を大事にしている足揉みです。
中国足心道療術の足揉みをすると、血液の速さが30%アップします。
全身を一周するのに30秒もかからなくなるのです。
細かった血管も大きくなり、血が勢いよく流れるようになります。
するとどんなよいことがあるか―
血液には酸素や栄養素を運んだり、老廃物や二酸化炭素を運び出し、体温や免疫力をあげるなど、いろんな働きがあります。
これらを素早くおこなえるようになります。
さらにあります。
血流が速くなると自律神経は
血管は交感神経が優位のとき、縮まり、
副交感神経が優位のとき、拡がります。
足を揉むと血管が拡がり、血流が速くなります。
つまり、副交感神経が優位になります。
すると、人間の身体はバランスを保とうとする働きをもっていますから、
副交感神経が優位になったのと同じくらい、交感神経も高めます。
交感神経が高まったときには、副交感神経は同じ振り幅で低くなります。
同じ体重の人が乗るシーソーのように、乱れていた自律神経のバランスを整えていくことができます。
まとめ
・血流を促進すると自律神経を整えられる
・血流促進には中国足心道の足揉みがおすすめ
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足揉みは血流を促進するほかにも、対応する反射区を刺激することで自律神経を整えることができます。
詳しくはほかの記事でご紹介します。